Google八分とは

Google八分は、ページがGoogleの検索結果に表示されなくなる現象です。「Censorship by Google」あるいは「Google Censorship」と呼ばれます。

ここでは、Google八分の概要と、Google八分を受けた際の対処法を解説します。

概要

Google八分は、悪徳商法?マニアックスがサイトへの書き込みにより2004年1月にGoogle八分を受けた際、悪徳商法?マニアックスの管理者がこれを「Google八分」と呼んだことから始まりました。

Googleは、Google八分について「Googleの方針として検閲は行われないが、各国の法律、条例、政策の求めに応じ、これを行うことがある」としています。
法律や条例としては、Googleは著作権を侵害していたり、名誉毀損やプライバシーの侵害にあたるページを検索結果から除外しています。
また、政策としては、Googleは中国で政府にとって不利益な情報を検索結果から除外しています。

また、スパムサイトなど、ウェブマスター向けガイドラインに準拠していないサイトを検索結果から除外することもあります。

なお、「Google八部」と表示されていることもありますが、これはタイプミスです。

Google八分への批判

Google八分に対しては、「過剰な言葉狩りとなっているのではないか」として、批判の声も上がっています。

ことの発端は、2014年、Googleで「ロリ + 性的ワード」で検索した際に結果が数件しか表示されなくなったことです。

中国でのGoogle八分

中国では、政府に対して不利な情報を掲載しているページは当局により検閲されます。

Googleが中国に進出した際も、「Googleは政府に対して不利な情報を提供している」として検閲されました。

そのため、Googleは、中国に不利な情報を検索結果に表示しないことを条件に中国でビジネスを展開しています。

よって、中国では、そういった反政府的な情報を提供しているサイトはGoogle八分されます。

Google八分を受ける原因と対処法

Google八分を受ける原因はさまざまです。

ペナルティを受けた

Googleは、ウェブマスター向けガイドラインに準拠していない対策を行っているサイトにペナルティを課します。ペナルティを課されると、検索結果における掲載順位が大幅に下落します。また、検索結果から完全に排除されることもあります。

ペナルティには、Googleの社員が手動で行う「手動ペナルティ」と、Googleのアルゴリズムが自動的に行う「自動ペナルティ」があります。

SEOの世界では、ウェブマスター向けガイドラインに準拠した施策のことを「ホワイトハットSEO」と呼び、ガイドラインに準拠していない施策のことを「ブラックハットSEO」と呼びます。

著作権侵害の申し立てを受けた

DMCA(デジタルプレミアム著作権法)に基づく著作権侵害の申し立てが受理された場合、申し立てを受けたページは検索結果から完全に除外されます。

DMCAとは、簡単に言えば米国における著作権法です。

申し立てにより除外されたページが存在する場合、検索結果画面の下部にこのようなメッセージが表示されます。

アメリカ合衆国のデジタル ミレニアム著作権法に基づいたクレームに応じ、このページから●件の検索結果を除外しました。

アダルトサイトである

Googleはセーフサーチを提供しています。セーフサーチが有効になっている場合、アダルトサイトは検索結果に全く表示されなくなります。

補足インデックスに入った

補足インデックスとは、あまり重要ではないページに対して通常の検索から除外するGoogle検索の機能です。

検索対象に補足インデックスに入っているページが存在する場合、検索結果画面のフッターに次のようなメッセージが表示されます。

最も的確な検索結果を表示するために、上の 44 件と似たページは除外されています。
検索結果をすべて表示するには、ここから再検索してください。

ユーザーが「ここから再検索してください」をクリックしない限り、補足インデックス入りしたページは検索結果に表示されなくなります。

補足インデックスには、重複したコンテンツやサイトマップなど、ユーザーにとってあまり役に立たないページが入っています。