SEOのよくある間違い

SEOに関して、ネット上には間違った情報がかなり蔓延していますので、そのような情報に惑わされないよう注意が必要です。

ここでは、SEO初心者にありがちな間違いを紹介します。SEOについて学習し始めた方は必ず目を通しておいてください。

初歩的な間違い

SEO業者に「リンクを貼ります」と声をかけられた

Q. SEO業者から声をかけられました。業者が持つサイト群からリンクを貼るというものです。被リンクは上位表示に効果的であると聞きましたが、この業者を使うべきでしょうか。

A. 使わないでください。そのような行為はウェブマスター向けガイドラインへの違反にあたり、禁止されています。これを行った場合、検索結果にサイトが表示されなくなる「ペナルティ」というものを受けることになります。

「主要の検索エンジンのほとんどに登録されていない」とメールで警告された

Q. 私が運営するサイトに「あなたのサイトは主要の検索エンジンのほとんどに登録されていないことが明らかになりました」とメールが来ました。何らかの対処が必要でしょうか。

A. おそらく迷惑メールでしょう。念のため確認しておきましょう。Googleの検索ボックスに「site:ドメイン名」と入力し、検索してください(例: site:example.com)。結果が表示された場合は登録されています。逆に、結果が表示されなかった場合には対処が必要です。登録リクエストを送るなどし、対処を行ってください。

ウィキペディアにリンクを張ると評価が高まる

Q. ウィキペディアから自分のサイトにリンクを張るとサイトの評価が上がると聞きました。本当ですか。

A. ウィキペディアからの外部リンクにはすべてnofollowがついているため、評価の対象にはなりません。以前、某メディアが「SEOに効果のある施策」としてこれを推奨していましたが、これは事実誤認であり、実際には全く意味がありません。

100記事ないと上位表示できない

Q. 検索からの流入をそれなりに得るためには最低でも100記事書かなければならないと聞いたことがあります。本当ですか。

A. 特に決まった記事数はありません。1行で終わっている記事であれば何記事書いても評価は上がりませんし、逆に高品質な記事を書いていれば30記事で上位に表示される可能性もあります。
また、狙っているキーワードにいるライバルの数にも左右されるため、断言はできません。

ただし、高品質な記事が100記事程度ないと、ライバルの多いキーワードでの上位表示は難しいでしょう。

nofollowでリンクジュースを節約できる

Q. 外部リンクにnofollowをつけておくと、外部に流れてしまうリンクジュースを節約することができると聞きました。本当ですか。

A. 以前まではそうでした。ですが、Googleは仕様を改め、nofollowが付いている場合はリンクジュースを捨てるという形になりました。

再審査リクエストを送ればペナルティは必ず解除される

Q. 問題点を修正して再審査リクエストを送れば、ペナルティは必ず解除されるのでしょうか。

A. 再審査リクエストを行ってもペナルティは解除されないことがあります。例えば、過去に何度もガイドライン違反を犯していた場合、Googleはペナルティを解除しないことがあります。

ペナルティを受けると同じSearch Consoleに設定しているサイトに悪影響を及ぼす

Q. Search Consoleに登録しているサイトがペナルティを受けました。同じSearch Consoleに登録しているサイトに悪影響を及ぼす可能性はありますか。

A. そういった例は報告されています。ただし、ウェブマスター向けガイドラインに準拠した運営を行っている限り、ペナルティを受けることはないでしょう。

被リンクが無くても上位表示できる

Q. Googleはコンテンツと被リンクの2大要素を中心にページを評価していますが、コンテンツが高品質であれば被リンクが全くなくても上位表示できるのでしょうか。

A. Googleいわく、「被リンクがないと上位表示は困難」とのことです。検索エンジンの仕様上、被リンクがないとページを適切に評価できないようです。

コンテンツが重要なのなら、なぜGoogleは被リンクを評価するのか

Q. 上位表示のためにはコンテンツが重要なんですよね。では、なぜGoogleはユーザーから見えない被リンクを評価対象としているのでしょうか。

A. Googleは以前、被リンクを評価しないアルゴリズムを試したことがあります。ですが、そのアルゴリズムを用いた検索結果は低品質なものだったようです。また、Googleは映像や画像コンテンツを評価することができません。映像や画像のコンテンツで構成されているページを評価する際は、被リンクを評価の対象とする必要があります。そのため、Googleは被リンクを評価対象としています。

AMP対応しないと順位が下がる

Q. GoogleはAMPを積極的に推し進めていますが、早いうちにAMP対応しておかないと検索結果で順位を下げられるという可能性はありますか。

A. AMP対応しなかった場合、AMPの検索結果にページが表示されないだけです。GoogleはAMPに対応しているサイトを優遇するアルゴリズムを導入していません。

キーワード含有率を高めると検索に引っかかりやすくなる

Q. ページに上位表示したいキーワードを多く含めると、そのキーワードで検索に引っかかりやすくなったり、上位表示されやすくなったりするといったことはありますか。

A. 以前までは、Googleはキーワード含有率とキーワードの関連性とを結びつけて考えていたため、キーワードの含有率を高めることは重要でした。ですが、現在Googleは文脈を読み取ってキーワードの重要度を量り取っているため、キーワード含有率を高めてもあまり効果はありません。また、そういったSEOを過度に行うことはスパムに当たります。

クロールパジェットを無駄に消費させないための対策が必要

Q. 内部リンクの構造が不適切だとクロールパジェットを無駄に消費してしまうと聞きました。本当ですか。また、クロールパジェットがなくなるとページをインデックスしてもらえなくなると聞きました。クロールパジェットを温存させるため、内部リンクの構造を見直すべきでしょうか。

A. Googleによれば、クロールパジェットは多くのサイト管理者が気にすることではないとのことです。クロールパジェットを考慮する必要があるのは、ヤフーやウィキペディアなどの大規模サイトに限られるとのことです。

作成したばかりのサイトがなかなかインデックスされないというのはよくあることです。GoogleはPageRankが高いサイトを優先的にクロールしているため、作成したばかりのPageRankがほとんどないサイトはクロールされるまでに時間がかかります。Fetch as Googleなども活用し、気長に待ちましょう。

今後のアップデートに備えた対策が必要

Q. 以前、ペンギンアップデートやパンダアップデートで大幅に順位を落としてしまいました。そして、Googleは今週以内に新しいアップデートを実施するそうです。このアップデートに備え、何らかの対策を行っておくべきでしょうか。

A. 個々のアップデートのために対策を行うのには注意が必要です。正しい対策を行っていれば、個々のアップデートなど気にする必要はないはずです。「明日実施されるかもしれないアップデート」のために対策を行うのではなく、長期的に見た対策を取っていくようにしましょう。