WordPressページを0.5秒で高速表示させた実際の手順

Googleはページの表示速度を検索の順位決定の要因の一つとすることを発表しました。そこで、このブログ「Forchive」でも、実際にページの表示速度を改善すべく、WordPress上でさまざまな施策を行いました。

当ブログではさまざまな施策を講じましたが、中でも、ある2つの施策を行ったことで、ページをおよそ0.5秒で表示させることができました。今回は、実際に当ブログ「Forchive」が行った、ページを0.5秒で表示させた手順を紹介します。

高速化を行った理由

私がこのブログを高速化した理由は、ユーザビリティを上げるためと、検索エンジンからの評価を上げるためです。

ユーザービリティの向上

あなたは、あまりにも重いページにうんざりしたことはありませんか。そして、あまりにも遅い場合、ページに集中できなくなったり、ページを見ること自体をあきらめてしまったことはありませんか。

表示が遅いと、ページを見るユーザーのストレスになりますし、ページを見てもらえない可能性が出てきます。そして、逆に表示が速いと、直帰率も格段に下がるので、サイトのPVも跳ね上がります。今でも、有名なサイトで重いサイトはたくさんありますが、そのようなサイトは非常に損をしているのです。

このブログでは、高速化の施策を行う前では、表示速度が5秒を超えることもありました。そこで、ユーザビリティの向上のため、表示速度の改善を行いました。

検索エンジンからの評価を上げるため

Googleは、ページの表示速度を順位決定の要因の一つとしています。そして、表示速度を評価するアルゴリズムが適用されたときから、表示があまりにも遅いサイトはなかなか上位に現れなくなりました。

検索順位の高さとページ表示の速さは比例しており、上位表示のためにはページの表示速度を改善させることが必要不可欠です。

表示速度が遅い原因

高速化の施策を行う前は、ブログの表示におよそ3~5秒程度かかっていました。私はまず、ブログの表示を遅らせている原因を探りました。その結果、Forchiveの表示速度が遅い原因はおおよそ次の2つにあることがわかりました。

応答が遅い

Forchiveの表示速度が遅い一番の原因は、ForchiveのWordPressの応答が遅いという点でした。

サーバーの問題も疑いましたが、静的ページでは応答が遅いといったことはなかったので、WordPressが原因であると断定しました。

JavaScriptが重い

そして、Forchiveの表示速度が遅いもう一つの原因は、ブログ内のJavaScriptが重いという点でした。

どのJavaScriptが重いのかを探ったところ、特にソーシャルボタンを表示するためのJavaScriptが重いということがわかりました。

行った対策

そこで、次のような対策を講じました。これらの対策を講じたことで、表示速度がおよそ0.5秒まで改善されました。

WordPressプラグインの停止

WordPressの応答速度が遅い原因は、使用しているプラグインにありました。そこで、次に、WordPressで使用していたプラグインを停止しました。

まず、すべてのプラグインを停止し、一つずつ有効化して、表示速度を遅らせる原因になっているプラグインを探りました。

その結果、Acunetix WP Security(WordPressのセキュリティの評価を行うプラグイン)が表示速度を大きく遅らせる原因であることがわかりました。まず、このプラグインを停止したのですが、このプラグインを停止することでページの表示速度をかなり改善できました。

ソーシャルメディアのオリジナル化

ソーシャルメディアが公式に公開しているソーシャルボタンにはJavaScriptが使われていますが、このJavaScriptが非常に重く、ページの表示速度に大きな影響を与えていました。

そこで、この公式のソーシャルボタンを使用せず、オリジナルのソーシャルボタンを使用することで、ページの表示速度を大幅に改善できました(実際には、オリジナルのソーシャルボタンが搭載されているテーマに変更しました)。

効果

このブログを高速化したことにより、効果が目に見えて現れました。

直帰率や滞在時間が改善された

ブログを高速化したことにより、ユーザーの直帰率が格段に下がりました。直帰率が下がったことにより、滞在時間が上がり、PVも増えました。

より上位に表示された

このブログでは、多くのアクセスを集めている記事が一つあるのですが、その記事は、高速化の施策を行う前までは、主要のキーワードで8位程度に表示されていました。

ですが、高速化の施策を行ったことにより、その記事が主要のキーワードでより上位に表示されるようになりました。

まとめ

WordPressの表示が遅い場合は、まずプラグインを疑いましょう。また、ソーシャルメディアが公式に提供するソーシャルボタンを使用している方は、オリジナルのボタンに差し替えるか、オリジナルのボタンが実装されているテーマに切り替えましょう。

ブログを高速化すると、SEOの効果でより上位に表示されるようになりますし、直帰率や滞在時間も改善され、「良いこと尽くめ」です。ブログの表示速度が遅い方は、一度、表示速度を改善してみてはどうでしょうか。