WordPressのプラグインおすすめ10選

WordPressには、便利なプラグインがいくつも存在します。ですが、プラグインを大量に使用すると、WordPressのパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。そこで、今回は、絶対に導入しておくべき10のプラグインを厳選して紹介します。

All in One SEO Pack

このプラグインは、SEOに関するあらゆる設定を行うプラグインです。

このプラグインを使うと、自動的にサイトマップ(サイト内のページを検索エンジンに伝えるためのページ)を生成したり、ロボットを制御するためのrobots.txtを生成したりすることができるようになります。

また、記事ごとに、検索エンジンにインデックスさせるかなどの設定、ソーシャルメディア(TwitterやFacebook、Google+)で拡散された際に表示されるタイトルや説明文、画像を設定できます。

このプラグインはSEOに関するあらゆる設定を半自動で行ってくれるので、WordPressでブログを運営している方は早めに導入しておくことをお勧めします。

では、次に、このAll in One SEO Packの使い方を解説します。

noindexの設定

タグページやカテゴリページ、月別アーカイブページなどは、場合によっては重複コンテンツや低品質なコンテンツとみなされ、検索順位に悪影響を及ぼすことがあります。

この「All in One SEO Pack」では、そのようなページにnoindexをつけることができます。noindexとは、クローラーに対して「このページはインデックスしないでください」と指示するためのメタデータのことです。このメタデータをつけると、そのページは検索結果に表示されなくなります。

このメタデータを、タグページやアーカイブページ、月別アーカイブページなどにつけることで、検索エンジンから重複コンテンツや低品質なコンテンツであるとみなされるリスクを減らしたりすることができます。

カノニカル(canonical)タグの設定

このプラグインには、WordPressの設定ミスなどによって複数のURLで同じページが表示されたとき、そのURLすべてが同じコンテンツを表示していることを示し、検索エンジンから重複コンテンツとみなされないようにする機能があります。

例えば、WordPressの設定ミスで「example.com/A」が「example.com/B」でも表示されたとき、All in One SEO Packは「example.com/B」のURLを「example.com/A」に正規化します。具体的には、「example.com/B」のHTMLに「このページは「example.com/A」と同じです」という情報を記述します。

もし、この設定を行わず、そのサイトが重複コンテンツがあるサイトとみなされてしまった場合、サイトがペナルティを受け、圏外に飛ばされてしまうことがあります。ペナルティを受けた場合、検索流入が0になってしまうので、このようなことが起きないよう、必ずこのプラグインを使用してカノニカル(canonical)の設定を行うようにしましょう。

Akismet

このプラグインは、記事に投稿されたコメントの中のスパムコメントを排除するプラグインです。

良質なコンテンツを作っていると、たくさんの人がページを見に来るようになります。そして、たくさんのコメントが投稿されるようになりますが、悪意のあるコメントも投稿されることがあります。

そのようなコメントであなたのブログが埋め尽くされてしまえば、一般のユーザーが不審に感じてページの閲覧をやめてしまうかもしれません。また、悪意のあるコメントの削除作業で貴重な時間をコンテンツの作成に費やすことができなくなってしまいます。そのため、このプラグインは早めに導入しておくことをお勧めします。

なお、このプラグインを使用するには、会員登録が必要です。そこで、会員登録と設定の方法を解説します。

APIキー取得画面
Akismetをインストールし、有効化します。そして「設定」をクリックし、APIキーを取得をクリックします。
APIキー取得画面(Say goodbye to comment spam)
そして、「GET AN AKISMET API KEY」(AkismetのAPIキーを手に入れる)をクリックします。
会員登録画面
そして、フォームにメールアドレスとユーザー名、パスワードを入力し、「Sign up」(サインアップ)をクリックします。これで会員登録は完了です。次に、プラグインの設定を行いましょう。
Akismetのプラン選択画面
今回は、「Basic」(ベーシック)版を登録します。「Basic」の「GET STARTED」をクリックし、「Basic」版のAkismetを選択します。
支払い料選択画面
Basicプランは、Akismetに支払う金額を自分で決めるプランです。「$0/YEAR」にすると、無料で使うことができます。 バーを一番左まで動かし、「$0/YEAR」にします。
姓名入力画面
そして、「First name」(名)と「Last name」(姓)を入力し、「CONTINUE」(続行)をクリックします。登録には「terms」(条件)と「privacy policy」(プライバシーポリシー)が適用されるので、十分に確認してください。
Akismetアクティベート画面
「Activate this site」(このサイトを有効化)をクリックし、サイト上でAkismetを有効化します。これでAkismetの設定は完了です。
Akismetの設定画面
そして、「Activate this site」をクリックした後に表示されたAPIキーがこの画像の画面に表示されているAPIキーと同じであることを確認します。もし入力されていない場合は、コピーアンドペーストして、この画像のAPIキーの入力フォームに入力します。そして、コメントや厳密度を設定し、「変更を保存」をクリックします。これですべての設定は完了です。

なお、Akismetによってスパムフォルダーに振り分けられたコメントの中にもスパムではないコメントが存在する場合があるので、定期的にスパムフォルダーも確認してください。

W3 Total Cache

このプラグインは、WordPress上でキャッシュを使用したり、レスポンスされるファイルを自動的に圧縮する設定を行うプラグインです。Forchiveでは環境の都合上テストはできませんが、とても便利なようです。このプラグインを解説するために、少し技術的な話をしておきます。

基本的なWebページは、ユーザーがページをリクエストした際にもともと存在するファイルをレスポンスしています。このようなWebページを静的ページといいます。

このような静的ページは、サーバーで生成などを行わないため瞬時にレスポンスすることができます。しかし、WordPressは「これが見たい」とアクセスした都度、データベースと呼ばれるデータの保存庫のようなサーバーから記事を抽出してHTMLファイルを生成しているため、データベースにアクセスする時間やファイルを生成する時間などがかかってしまい、静的Webページよりも表示が遅くなってしまいます。

これを解決するのがこの「W3 Total Cache」です。このプラグインを有効にしておくと、記事の抽出を行った際に生成されるHTMLファイルをキャッシュとして保存しておき、再度アクセスがあった際にそのHTMLファイルがレスポンスされるようになります。このプラグインでキャッシュを行うと、動的WebページであるWordPressページが静的Webページと同じようなものになり、静的Webページと同じようにパフォーマンスが期待できます。

また、このプラグインを有効にすると「Deflate」と呼ばれる圧縮技術によって圧縮されたファイルがレスポンスされるようになります。これによって圧縮の時間がかかるためレスポンスが遅くなるが、その分レスポンスの容量が少なくなるため、表示速度の高速化が期待できます。そのため、「Deflate」を使用することを推奨します。

ただし、この「Deflate」に対応していないレンタルサーバーもあるため、レンタルサーバーを使用している方は十分に情報収集してから使用するとよいでしょう。なぜなら、「Deflate」に対応していないレンタルサーバーでこのプラグインを有効にした場合、「.htaccess」と呼ばれるファイルに異常があるとみなされ、サーバーに問題がありレスポンスできないことを示す「500 Internal Server Error」がレスポンスされるようになり、ログインさえできない深刻な状態に陥ることがあるからです。

また、格安レンタルサーバーでは「Deflate」圧縮によってWordPressが高負荷になり、レンタルサーバー規定の資源(CPUなど)を使い切ってしまうことがあるため、有効にしないことをお勧めする。これらの注意点を確認したうえで、問題なくプラグイン使用すればかなりの表示速度の改善やSEOの効果が期待できます。

Lazy Load

このプラグインは、ブログ内の画像ファイルの表示を後回しにするプラグインです。

画像はサイズが大きいです。そのため、ブログの表示速度が遅くなってしまう原因になります。このプラグインを使用すると、ブログの中でも多くの割合を占める画像の表示を後回しにすることができます。

このプラグインは特に画像を使用するブログで有効であるため、そのようなブログを運営している方は使用することをおすすめします。

ただし、ソースの最適化を前述の「W3 Total Cache」のMinifyで行っている場合はこのプラグインが正常に動作しなくなってしまうことがあるので注意してください。

また、これによってLazy Load用のJavaScriptが読み込まれるようになるため、画像がほとんど存在しないブログなどは逆に速度が下がってしまいます。そのため、画像がほとんど存在しないブログではこのプラグインを導入しないようにすることをおすすめします。

Head Cleaner

このプラグインは、レスポンスされるファイルのソースコードを最適化するプラグインです。

「Lazy Load」にも同じような機能がありますが、こちらのプラグインのほうが優れており、ほかのプラグインとの競合も起きないため、こちらのプラグインを使用することをおすすめします。

ただし、「JavaScriptをフッター領域に移動する」は使用しないことをおすすめします。テーマによっては表示が崩れてしまうからです。

YARPP

このプラグインは、関連記事を記事に表示させるプラグインです。

このプラグインを使うと、直帰率を下げたり、1UUあたりのPVを上げたりすることができます。

このプラグインを導入せず、関連記事を表示しないままの状態にした場合、ユーザーは最初の記事を読んだあと、満足して検索結果へ帰ってしまうかもしれません。

このプラグインを使用することにより、ユーザーの直帰率を大幅に下げることができます。そのため、あなたのブログでもこのYARPPプラグインを使用することを強くおすすめします。

PuSHPress

このプラグインは、Googleの検索エンジンに新しく投稿した記事がすぐにインデックスされるようにするプラグインです。

このプラグインは、主に速報記事などで役に立ちます。速報記事は、だれが最初に起こったことに関する情報を提供するかが重要であるため、速報記事を書きたいと考えている方は特にこのプラグインを導入することをおすすめします。

Table of Contents Plus

このプラグインは、投稿された記事に見出しをつけることができるプラグインです。

とても長い記事では、ユーザーがどこに何が書かれているのがを見つけ出すことが大変です。しかし、このプラグインを使えばユーザーがどこに何が書かれているのかを簡単に見つけ出すことができるため、ユーザーにとって便利です。そのため、このプラグインを導入することをおすすめします。

なお、短い記事では目次が邪魔になることもあるので、見出しの数に応じて目次を表示するかどうかを設定しましょう。

TinyMCE Advanced

このプラグインは、ビジュアルエディタの機能を拡張するプラグインです。

標準のビジュアルエディタに表示されているボタン以外の要素を使用するためにはHTMLの知識が必要ですが、このプラグインを使用すればHTMLの知識なしにその他の要素を使用することができます。

BackWPup

このプラグインは、WordPressの記事やファイルを定期的にバックアップするプラグインです。

不慮の事故で記事が消失してしまい、バックアップも存在しない場合、そのブログは復旧できなくなるかもしれません。このプラグインを導入しておけば、記事が消失してしまった場合でも記事を復元できます。

なお、バックアップする時刻は一番アクセスが少ない午前2時から午前3時に行うことをおすすめします。また、複数のバックアップが同時に行われる可能性がある場合、すこし時間をずらしておくことをおすすめします。

注意

プラグインを導入する際は必ず事前にバックアップを取りましょう。場合によっては、WordPressのバージョンとの整合性やレンタルサーバーの問題によって不具合が発生し、WordPressが起動しなくなることがあるからです。

もしプラグインの導入によって大切な記事のデータが消えて復元できなくなれば、以後ブログが継続できなくなるおそれがあります。そのため、確実にバックアップを取ってからプラグインを導入することをおすすめします。

また、あまり広く知られていないマイナーなプラグインはマルウェアである可能性があります。マルウェアを導入してしまった場合、悪質なプラグインによってバックアップデータまでも削除されてしまうかもしれません。そのため、事前にプラグイン名で調べてからそのプラグインを導入することをおすすめします。

また、BackWPupなどで取ったバックアップファイルなどはローカル環境にもコピーしておくこともおすすめします。レンタルサーバーに障害が発生した場合、そのデータが復元できなくなる可能性もあるからです。

まとめ

  • All in One SEO Pack
  • Akismet
  • W3 Total Cache
  • Lazy Load
  • Head Cleaner
  • PuSHPress
  • Table of Contents Plus
  • TinyMCE Advanced
  • BackWpup

これらの10のプラグインを導入しておけば、あなたのブログでも高い効果が期待できるでしょう。あなたのブログでもぜひ導入してみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です